石山建築事務所

モデルハウスmodel house

モデルハウス
『HYGGE(ヒュッゲ)』OPEN

2020年3月、新発田市富塚町1丁目に当社の新モデルハウス『HYGGE』がオープンしました。
HYGGE(ヒュッゲ)とは、「ほっと癒やされる居心地のいい時間、そして、そのような時間をつくることで感じられる幸福感」を意味するデンマーク語。その概念はデンマーク人の大切な価値観となっています。

また、デンマーク人は、必要なものを必要なだけ持ち、長く大切に使うといいます。それにより、愛着のあるものに囲まれた心地いい暮らしを送ることができます。
モデルハウス『HYGGE』は、そんなデンマークの価値観をコンセプトに据えたモデルハウス。
冬になれば寒く悪天候の日が続く新潟は、厳しい気候帯にあります。その中で、生き生きと幸福感を感じながら暮らせる家とはどんなものなのか?
私たち石山建築事務所が、これからの時代の住まいの在り方を提案します。

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  • LDK

モデルハウス『HYGGE』のコンセプト

普遍的で寛容な設計

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家は永く住み続けるものです。その中で、家族構成や暮らし方、好みなどは変わっていきます。家の間取りやデザインは一時のことだけを考えるのではなく、変化に耐えられる普遍的で寛容なものであるべきだと考えています。
そのため、モデルハウス『HYGGE』では、装飾を抑えたシンプルなデザインや、変化に耐えられる設計を基本としています。

また、質の高い暮らしをする上で断熱性能や耐震性能を上げるのは言うまでもありません。
断熱性能を現すUA値は0.31、気密性能を現すC値は0.2、耐震等級は最高等級の3。
エネルギー消費を抑えながら、冬も夏も家じゅうを快適温度に保つことができます。

引き算していくデザイン

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デザインという言葉はラテン語のデジナーレに由来しており、「問題解決のために整理して表現する」という意味があります。家を建てる時には、「あれもほしい」「これもしたい」と希望を詰め込みたくなるものですが、目的を整理せずにつくり上げた家からは、真の美しさも心地よさも感じられません。
暮らしを見つめ、本当に自分たちが大切にしたいものが何かを見極めたうえでテーマを絞ることが大切です。モデルハウス『HYGGE』では、使う色を絞り、素材に統一感を持たせたデザインにしています。無駄を削ぎ落したデザインは、美しく心地いいリズムを奏でます。

家具から始まる家づくり

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家づくりでは、まずハコ(家)をつくり、できたスペースにモノ(家具)を配置するというプロセスが多数派です。しかし、毎日くつろぐソファや食事をするダイニングテーブルは実際に触れるものですから、家具をもっと重要視するべきだと思います。
間取りを考える前に家具が決まっていれば、部屋の広さが明確になり、無駄なスペースができることもありません。家具の素材に合わせて壁紙を決めるなど、トータルコーディネートもしやすくなります。逆に、建築費の余りで後から家具を選ぶという発想でいると、家に見合う家具が揃わずアンバランスな空間で過ごすことになり兼ねません。
モデルハウス『HYGGE』では、ルイスポールセンの照明やフリッツ・ハンセンのソファを選ぶところから建築計画をスタートし、納まりのいい空間を実現しています。

モデルハウス『HYGGE』のポイント

外観

    • 外観
    • 外観

窓から望む二王子岳に呼応するように切妻屋根にし、外壁は杉板とガルバリウム鋼板を組み合わせています。敷地隣の公園側は杉板で仕上げ、公園の美観に配慮しました。
また、日当たり・眺望のいい東南角に吹き抜けとコーナーサッシを設け、室内にたっぷりと光が注ぐようにしています。プライバシーや日射の調整のために、電動式外付けブラインドを採用しています。

LDK

  • LDK

22畳のLDKは、コーナーの吹き抜けから自然光が降り注ぐ心地いい空間。
フリッツ・ハンセンのアルファベットソファ、ヒュルスタのTVボード、ルイスポールセンの照明などが配されています。
リビングはコーナーの落ち着いた場所で、ソファでゆったりとくつろぐことができます。

  • LDK

ダイニングテーブルはキッチンの正面に据えられており、中央にはルイスポールセンの照明「PH5」が吊り下げられています。食卓とテーブルを囲む家族を柔らかく照らし、温かい雰囲気をつくり出します。

    • 対面式キッチン

      対面式キッチン

    • 土間空間

      土間空間

キッチンはオープンタイプの対面式で、ここからリビング・ダイニングはもちろん、公園の風景も見渡すことができます。また、キッチン横には非断熱の土間空間を設けました。冬場に野菜を保管するのに重宝します。

照明計画

  • 照明

照明は必要なところに分散して設けています。シーリングライトのように部屋を均一に照らすのではなく、あえて暗い部分をつくることでリラックスした雰囲気を演出します。

水回り

    • 洗面脱衣室

      洗面脱衣室

    • 昇降式物干し

      昇降式物干し

キッチンそばにある洗面脱衣室は3畳のゆとりある空間。壁一面の大容量の収納や、昇降式の物干し、バスタオルが干せるパネルヒーターなどの機能的な設備が備えられています。

2階

2階には寝室、子ども部屋、フリースペース、ファミリークロークが配されています。
10畳のフリースペースはさまざまな使い方ができる広い空間。将来仕切って子ども部屋にするなどフレキシブルに活用できます。

8畳の寝室は、窓の数を絞ることで落ち着いた雰囲気を感じさせます。

子ども部屋は4.5畳とコンパクトにまとめています。

また、各個室に収納を設けない代わりに、5畳分のファミリークロークを設けています。
この空間に家族全員の衣類やかさばる物を収納できます。

    • フリースペース

      フリースペース

    • 寝室

      寝室

    • 子ども部屋

      子ども部屋

    • ファミリークローク

      ファミリークローク

設備・断熱性能

冷暖房効率を高めるために第一種換気扇を採用しています。換気扇本体は天井に設置するのが一般的ですが、メンテナンス性を考えてドイツ・スティーベル社の壁付け式を採用し、小屋裏に設置をしています。

また、暖房には温水パネルヒーターを採用しており、不快な風や音、においなどを一切出しません。輻射式によるじんわりと包み込むような暖かさを体感できます。

窓は熱を通しにくい樹脂製+トリプルガラスを採用し、気密性能を高めるために引き違い窓を設けないという工夫もしています。

    • 第一種換気扇

      第一種換気扇

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    • 温水パネルヒーター

      温水パネルヒーター

  • 樹脂製+トリプルガラス

    樹脂製+トリプルガラス

『HYGGE』というコンセプトに基づき、デザインから性能までさまざまな工夫を詰め込んだモデルハウス『HYGGE』。実際にご体感をいただきながら、これからの家づくりの参考にして頂けたらと思います。
ぜひお気軽にお越しください。


間取り

■床面積
1階床面積 57.08㎡(17.26坪)
2階床面積 53.82㎡(16.28坪)
延床面積 110.90㎡(33.54坪)

■場所:新発田市富塚町1-13(弓越公園隣)

■開館日:事前予約制
※前日までにご希望の日時を電話またはメールにてご予約いただきますようお願い致します。

0254-26-2866
E-mail ishiyama@inet-shibata.or.jp